ねこけん動物病院練馬診療所(FIP治療専門)

ねこけん動物病院練馬診療所は、FIP(猫伝染性腹膜炎)治療専門のクリニックです。FIPは致死率が非常に高い病気です。通常、猫コロナウイルスに感染しても、無症状か軽い下痢を起こす程度ですが、免疫力の低下など何らかの要因により、猫の体内で強毒株の猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)に変異することがあります。FIPは、猫コロナウイルスに感染した猫の5%程度が発症すると言われていますが、特に発症の危険性が高いのは、子猫や集団で飼育されている施設などにいる猫たちです。FIPの発症にはストレスが関与してるとも言われ、感染した猫の糞便中にウイルスが排出されることから、トイレを共有することで感染が拡大し、FIPを発症するリスクが高まります。

FIPの症状には、次のようなものがあります。
・元気がなくなる
・発熱
・食欲低下
・体重減少
・胸水、腹水が溜まる(ウエットタイプ)
・眼症状(ぶどう膜炎など)
・神経症状

※FIPについての詳細は、こちらをご覧ください。

完治を目指して

ねこけん動物病院練馬診療所では、FIPの完治を目指しています。治療は12週間(84日間)に渡って行いますが、タイプの違いや進行の程度によって、薬の容量を微調整します。投薬後1週間ほどで劇的な体調の変化が認められるケースが多く、投与期間中は定期的な検診で病状の変化を把握し、状態に合わせたきめ細やかな治療を行っていきます。

以前は、プレドニゾロンやインターフェロン、シクロスポリン、ケトコナゾールなどの薬剤を組み合わせ、進行を抑えて症状を緩和させる治療を行っていましたが、CFNという未承認の使用により、現在では寛解もしくは完治が望めるようになりました。

かつてFIPは死の病として恐れられていましたが、ここ数年でFIPの常識を覆すような新しい治療法が登場し、猫の命を救うことができるようになりました。FIPは発症初期に治療を開始することで、治癒率が格段に上がりますので、FIPと診断された、あるいはFIPが疑わしいなどでお困りの場合は、一刻も早くねこけん動物病院練馬診療所までご連絡ください

【住所】〒178-0064 東京都練馬区南大泉1-24-8-1F
【電話】03-3924-0655

※練馬診療所は不定期の完全予約制診療となります。お電話にて事前に診療可能な日時をご確認の上、ご予約ください。獣医師が常駐していないため、ご予約がない場合は診察ができませんので、ご注意ください。

※グループ企業である株式会社560groupでは、CFNの輸入代行を行っています。ご興味のある獣医師の方は、ぜひお問い合わせください。

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