精度の高いPCR検査を
リーズナブルな価格でご提供
外で暮らしていたり、不適切な環境で飼育されていた猫たちを保護した際に、よく見られるのが感染症です。これは、猫の保護活動を行っていると、避けて通ることができない問題です。感染症には、細菌、ウイルス、真菌(カビ)、ノミやマダニなどの外部寄生虫、お腹の虫と呼ばれる内部寄生虫などがあります。これらは猫たちが密になればなるほど、あっという間に拡大してしまいます。また、せっかく治療を行ったとしても、治療をしていない猫と接すると再び感染し、猫が集団で暮らしている場合には解決が難しくなるのは明らかです。
感染症は、迅速で正確な診断を行い、猫を適切に隔離したり居場所を分けたりすることで、治療を一気に進めることができます。しかし、猫の数が多ければ多いほど、ネックになるのが検査にかかる費用です。保護活動を行っている個人や団体の方々にとって、治療費や薬代だけでなく、検査費用も大きな負担となる可能性があります。
そこで、猫たちが必要な医療を充分に受け、1匹でも多く新しい家族の元に送り出せるよう、保護活動を応援したいという思いから、PCR検査を始め安価で精度の高い臨床検査を提供します。
PCR検査とは
PCR検査とは、ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)の略で、ウイルスなどの遺伝子(DNA:デオキシリボ核酸)を増幅させて検出する技術です。PCRを利用することで、ごく微量な検体やサンプル(血液、組織、細菌、ウイルスなど)からDNAの特定の配列だけを短時間で増やし、目的の微生物や遺伝子配列が存在しているかを知ることができます。
PCR検査では、次の感染症の有無を調べることが可能です。
・猫コロナウイルス(FCoV)
・猫伝染性腹膜炎(FIPV)
・猫白血病(FeLV)
・猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)
・猫汎白血球減少症(FPLV)
・猫カリシウイルス感染症(FCV)
・猫ウイルス性鼻気管炎(FHV)
・ジアルジア
・クラミジア・ブロンキセプチカ
・ボルデテラ
・パスツレラ
・マイコプラズマ
・コクシジウム
・その他、細菌やウイルスなど